みちのく3000km(旅のガイド)

★★   期間 2005.10.25〜29 矢倉  ★★

  関西の者にとって、みちのく(陸奥)は韓国より遠い国であり、神秘に満ちている。在京中、北関東、福島県まではスキーや登山で度々行ったが、その北は殆ど知らない。仕事で行ってもとんぼ返りで空港しか知らない。
 「みちのく一人旅」と酒落れた事も出来っこないので、竹馬の友3名で、元気な中に行こうという事になった。今年はNHKテレピ、「義経」で人気があるが、前から、芭蕉を偲んで一度は「奥の細道」を尋ねたかった。女、子供がいると旅館の予約等で面倒で煩わしい。旅はいいが、旅行は面倒くさい、ましてパック旅行は嫌いだ。旅は、行き当たりばったりに限る。
 車は運転者たちと同じく70歳代の高齢車。走行27万kmのベンツ2300、出足は悪いが 140-160km出すと極めて安定して、しかも燃費がいい。12km/L以上走る。

@ 朝靄の田沢湖 A 八幡平北、玉川渓谷の紅葉 B 玉川ダム
C 八幡沼 D 浄土ケ浜の日の入り E 遠野伝承園
F 中尊寺金色堂内陣
(中尊寺HPより)
G中尊寺弁慶と義経の菊人形 H 義経高舘家族
とも自害した

第1目 西宮4:00出発、名神〜北陸道経由、午後鳥海山5合目迄上る。タ方田沢湖ロッジ泊まり。
第2目 朝霞の湖畔1周、玉川渓谷、八幡平(八幡沼、湿地巡り)滝沢より東北道、盛岡、竜泉洞、浄土ケ浜、海辺の民宿泊まり。
第3目 釜石、遠野(民話の故郷)河童寺、伝承園。平泉中尊寺、毛越寺庭園、義経高館、松島へ。
第4目 5時出発、松島湾に突き出た半島にある「大高森(200m位)」ヘ登り、金華山沖太平洋の日の出を拝む。松島内瑞巌寺、塩釜神社、塩釜のご本尊的釜の秘宝。山形自動車道、山寺、蔵王山頂「お釜」、蔵王温泉泊まり。町の公衆浴場、足湯。
第5目 大露天風呂、会津若松、白虎隊遺跡(飯盛山)、西宮18:40帰宅。

I高舘より衣川
“夏草や兵共の夢の跡”
J松島大高森の日の出 K松島眺望:
”松島やああ松島や松島や”

L 塩釜神社に展示の塩釜 M 山寺(立石寺)
“閑けさや岩にしみいる蝉の声”
N 蔵王お釜
O 蔵王温泉大露天風呂
(本当は撮影禁止)

* 走行距離3,000km,高速料+ガソリン代、1人22,700円、宿泊4泊34,500円、拝観料4,100 円(交通費は大阪−仙台片道料金、旅館代は関西の6割、東北は安くて、美味しかった。まともな昼飯は一度も取らず、時間が勿体無いので走りながら交代ですませる。)
陸奥を走ってみようと言う方がいたら参考にして下さい。

* 期日としては、普通より1週間遅かったが、天気の変化が遅く、反って快晴かつ暖かで最高でした。


(掲載 05/12/2)


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