カラオケは好きだけど演歌だけではと思われる方へ

☆西宮 矢倉 和雄☆



 カラオケは、何と言っても歌いやすくしてあるが、名曲と言われるものはちょいと唄う訳にいかない。
昔々、何人かがアイーダやトスカのエキストラに出た事があった。日当300円のためではなく、戦後、初来日のイタリヤオペラの真髄に触れたかったからである。イタリヤのテノールは歴史的に素晴らしい。戦前は、カルーソが帝王であった。SPレコードを今も大事にしてるが若い子には人気は無い。現代はドミンゴその他素晴らしいのが沢山いる。
 歌劇「トスカ」3幕、城壁でカバラドッシが最後に唄う、アリア「星は光りぬ」は、テノールのアリアとして最高傑作と思うが、売っている楽譜では唄えないし、伴奏も付けられない。即ちカラオケにならない。それで、音程を下げて、ト調にして、伴奏も、バイエル初級程度にして書いて見ました。言わば、J、プッチーニ作曲、矢倉和雄編曲(?)とは言えないが。
 最近、定年後、ピアノを練習しているお父さんが増えたと言う話もちらほら聞くこの頃ですので、この程度の伴奏なら、出鱈目になら弾けると思って書いて見ました。(まともな楽譜と言うものは、出鱈目にさえも弾けません。全く手が付けられません)









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